食物繊維の働き

食物繊維とは体内で消化・吸収されず、小腸を通って大腸まで到達する成分のことです。

食物繊維はお肉など動物性の食品にはほとんど含まれず、野菜や穀類など植物性の食品に含まれています。

そして、食物繊維は現代の食生活において多くの人に不足している栄養素の一つです。

腸内の環境を好ましい状態に保つ整腸作用や糖の吸収速度を遅らせて血糖値が急激に上がるのを防ぐ作用、コレステロールの吸収を抑えて、便と一緒に排泄してくれる作用など様々な作用があります。

便秘気味な方や血糖値やコレステロールが高めの方は、食物繊維を含む食品を積極的に摂ると良いかもしれません。

食物繊維は、水に溶けやすい水溶性と水に溶けにくい不溶性があります。水

溶性の食物繊維は、トマトやごぼうなどの野菜・小麦などの穀類・いも類・果物・藻類などに、不溶性の食物繊維は、ライ麦やそばなどの穀類・切り干し大根やとうもろこしなどの野菜・きのこ類・豆類などに多く含まれています。

ハーブにも食物繊維を多く含むものが多くありますので、参考にしてみてください。

食物繊維を多く含むハーブ

ハーブ百科はこちら

※ハーブについての説明は、一般的な内容です。実際は、個人差があり、すべての方にご説明通りの効果が期待できるとは限りません。また、ご利用開始後、お体に合わない場合は直ちにご利用を中止していただきますようお願いいたします。


竹村 勝樹

くるみ薬局の薬剤師。蟹座のA型。奈良県出身ですが、今は山口県光市で妻と子供3人と猫2匹に囲まれながら暮らしています。趣味は読書と読書で得た知識をもとにアイデアを考えること。薬局らしくない薬局をモットーにこれからも地域の皆様に愛される薬局を目指して頑張ります。