カロテノイドの働き
カロテノイドは、ポリフェノールと並んで、
老化防止や疲労回復、視力維持に期待されている物質です。
その種類は、600〜700種類といわれ、
大きくは、カロテン系(カロテンやリコピンなど)と
キサントフィル系(ルテインやアスタキサンチンなど)に分けられます。
カロテンはニンジンに多く含まれていることで有名ですが、
ハーブではネトルやローズヒップに多く含まれています。
リコピンといえば、トマトですね。
トマトは古くから健康を維持増進することが知られており、
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」
といった言い伝えもあるくらいです。
ルテインは、目の黄斑部の色素量を増加させ、
目のぼやけを改善し、くっきり見る力を保ちます。
また、紫外線やブルーライトから
目を保護するといわれています。
ルテインはケールやホウレンソウなどの
緑黄色野菜に多く含まれています。
ハーブではカレンデュラ(マリーゴールド)がよく知られています。
最後にアスタキサンチンです。
この物質は抗酸化作用がとても強く、ストレスに対する抵抗性を発揮します。
また、最近は学習や記憶の能力を高めることもわかってきており、軽い運動と組み合わせるとその効果は相乗的に上昇するようです。
アスタキサンチンはヘマトコッカスという緑藻類によって作られ、
エビやカニ、サケに取り込まれます。
サーモンピンクはこのアスタキサンチンの色なんですね。
カロテノイドを多く含むハーブ
ハーブ百科はこちら
※ハーブについての説明は、一般的な内容です。実際は、個人差があり、すべての方にご説明通りの効果が期待できるとは限りません。また、ご利用開始後、お体に合わない場合は直ちにご利用を中止していただきますようお願いいたします。