付けない・増やさない・やっつける

気温や湿度が高い日が多くなりましたね。

そうなると気になるのが食中毒です。

今月は家庭内で気を付けたいポイントをまとめました。(出典:厚生労働省HP)

Point① 食品の購入

・特に、生鮮食品等のように冷蔵や冷凍等の温度管理の必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら早めに帰るようにしましょう。

Point② 家庭での保存

・細菌の多くは、10℃では増殖がゆっくりとなり、-15℃では増殖が停止しています。しかし、細菌が死ぬわけではありません。早めに使いきるようにしましょう。

Point③ 下準備

・生の肉や魚等の汁が、果物やサラダ等生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにしましょう。

・料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もあります。

Point④ 調理

・電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器、ふたを使い、調理時間に気を付け、熱の伝わりにくい物は、時々かき混ぜることも必要です。

Point⑤ 食事

・温かく食べる料理は温かく、冷やして食べる料理は冷たくしておきましょう。めやすは、温かい料理は65℃以上、冷やして食べる料理は10℃以下です。

・乳幼児やお年寄りのO157等の腸管出血性大腸菌感染症は症状が重くなりやすく、死亡率も高くなります。特にこれらの年齢層の人々には加熱が十分でない食肉などを食べさせないようにした方が安全です。

Point⑥ 残った食品

・味噌汁やスープ等は沸騰するまで加熱しましょう。

食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」です。

「6つのポイント」はこの三原則からなっています。これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。もし、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなったりしたら、お医者さんに相談しましょう。

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