冬の肌のケア方法
明けましておめでとうございます。
今年もくるみ便りをよろしくお願いします。
お肌の乾燥が気になる季節になりましたね。
今月は、冬の肌の効果的なケア方法についてまとめました。
冬に肌が乾燥する理由
空気の乾燥
冬は空気が乾燥しています。
湿度が50%を下回ると肌の乾燥が始まるといわれています。
また、暖房器具などで室内を温めることでも、湿度が下がりやすくなります。
体の冷え
冬の寒さで体が冷えて血行が悪くなると、肌に栄養が届きづらくなり、新陳代謝が乱れて肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
気温の低下による発汗の減少
保湿剤を使いましょう
保湿剤には、皮膚に水分を与えたり、皮膚の水分が逃げないようにする役割があります。
入浴後、肌がしっとりしているうちに塗るのが効果的です。
保湿剤の種類と使い分け方の例
保湿剤には、軟膏、クリーム、ローションなどの種類があり、それぞれ塗る場所や目的によって使い分けられます。
軟膏
保湿力が優れていて、皮膚への刺激が少ないため、傷などがある部位にも使われることがあります。べたつきがあるので、洗い流しにくいです。
クリーム
軟膏よりもべたつきが少なく、のびが良いので塗りやすいです。
軟膏よりも皮膚への刺激が強いため、傷がある部位には適しません。
ローション
液状でのびが良く、べたつきません。
保湿力はクリームより低く、皮膚への刺激が強いです。頭部や広範囲に塗るときに適していますが、傷がある部位には適しません。
日常生活で気を付けること
加湿器
部屋の湿度を50〜60%に保ちましょう。濡れたタオルなどを部屋干ししても加湿できます。
入浴
寒いと熱いお湯に長く浸かっていたくなりますが、必要な皮脂まで奪われて肌の乾燥を悪化させる原因になります。
38〜40度のお湯で15分以内に済ませましょう。
保湿効果がある入浴剤もあります。
顔や体を洗うときはタオルなどで強くこすらず、石けんをよく泡立て、手で優しく洗うのが大切です。
食事
3食きちんと栄養バランスが良い食事をすることが基本です。
水分をしっかり摂ることも忘れずに。
特に、ビタミンA、B群、C、E、タンパク質、亜鉛は皮膚の健康維持に役立つ栄養素です。
運動
冷えによる血行不良の改善には運動が効果的です。
室内でできるヨガやストレッチ、ラジオ体操などがおすすめです。
紫外線対策
冬も紫外線は降り注いでいます。
乾燥した肌は紫外線の影響を受けやすいので、冬でも日焼け止めを使うことをおすすめします。
肌のケアと言えば、外側からのスキンケアを重視しがちですが、バランスの良い食事や睡眠をしっかりとるなど、健康的な生活を送ることが肌にも大切です。