経口補水液のその飲み方、間違いかも!

本格的な夏を迎え、暑い日が続いていますね。

熱中症対策は万全でしょうか?

今日は、皆さんが水分補給の際に迷いがちな経口補水液について、大切なポイントをお伝えしたいと思います。

「熱中症予防に良いって聞いたから」

「スポーツの後にはとりあえず」と、日常的に経口補水液を飲んでいる方はいませんか?

実はこれ、少し注意が必要なんです。

経口補水液は、下痢や嘔吐、発熱などで脱水症状がある時に、
体に効率良く水分と電解質を補給するために作られています。

そのため、健康な方が普段から飲んでしまうと、
塩分や糖分を摂りすぎてしまう可能性があるんです。

消費者庁からも、この点について注意喚起が出ています。

経口補水液について

消費者庁

普段の水分補給は、水やお茶で十分です。

スポーツドリンクも糖分が多いので、運動時以外は飲みすぎに注意してくださいね。

もし体調を崩して「脱水が心配だな」と感じたら、
自己判断せずに、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

適切な水分補給で、この夏も元気に乗り切りましょう!

カテゴリー: BookGuestMagazine

竹村 勝樹

くるみ薬局の薬剤師。蟹座のA型。奈良県出身ですが、今は山口県光市で妻と子供3人と猫2匹に囲まれながら暮らしています。趣味は読書と読書で得た知識をもとにアイデアを考えること。薬局らしくない薬局をモットーにこれからも地域の皆様に愛される薬局を目指して頑張ります。