2023年は電子処方箋元年の年です
こんにちは、くるみ薬局の竹村です。
今年は、電子処方箋元年の年です。
令和5年1月26日より運用が開始されました。
とはいえ、今のところ電子処方箋を発行している病院や診療所は山口県内にはありませんので、
実際に出回るまでにはしばらくかかるんじゃないかなと思っています。
かく言うくるみ薬局も現時点では電子処方箋を受け入れることはできません。
もちろん、準備は進めていますして、できれば今年の4月くらいには受け入れられる状態にしたいと思っています。
まだすぐには広まらないかもしれませんが、今後電子処方箋は確実に増えていきますので、その時に備えて少し知っておきましょう。
電子処方箋は、「処方箋」を現状の紙ではなく、デジタルデータで運用する仕組みのことです。
今までの紙でやりとりしていたデータを電子化し、クラウド上に構築する｢電子処方箋管理サービス｣を介して、医療機関・薬局間での処方・調剤情報や、その他疑義照会等の情報連携を可能としています。
患者さんにとってのメリットとしては、直近に処方・調剤された情報を含む医療情報が、全国の保険医療期間・保険薬局で共有されるので、よりの質の高い医療の提供が受けられる可能性があるということです。
それに、単純に処方箋が紙ではなくなるので、今まで薬局に持参していた紙の処方箋をなくしてしまうという事態が減りますね。
また、医療機関側にとっては、処方箋の印刷にかかっていたコストも大幅にカットすることが可能となりますし、処方箋の偽造（たまにあるんです・・・）も基本的には不可能になります。
加えて、マイナポータルを活用して処方・調剤情報やレセプトの薬剤情報をトータルで一元的に確認することもできますので、お薬手帳を忘れたとしても薬局ですぐにあなたの併用薬を調べてもらうことができます。
本当は一緒に飲んではいけない薬や成分が重なってしまっている薬を知らずに飲んで体調が悪くなってしまうリスクは限りなくゼロに近づけることができますし、不要な薬をもらうことも減りますから、お支払いいただく一部負担金も減らすことができますね。
これ以上は深く書きませんが、もっと詳しいことを知りたい！という方は、
いつでもくるみ薬局でお尋ねくださいね。
処方せん事前受付のお知らせ
ここ最近、処方せんを事前に送ってくださる方が増えています。
在庫のないお薬でも、あなたが来局される前に準備することができますので、来局時に薬がなくてまた取りに来ていただくといった二度手間になりません。
2022年12月は、FAX、EPARK、LINEなど合わせて、87名の方が、事前に処方せんを送信してくださいました。ご協力ありがとうございました！
くるみ便りより
