ジメジメとした季節がやってきました。

夏に向けてだんだん気温も上がり、
やっと病気になりにくいかなと思いきや、
梅雨時期に気をつけないといけない病気は
たくさんあるようです。

代表的なものはウイルス感染症、喘息の悪化、
自律神経失調症などですが、

その中でもいわゆる夏風邪と言われるウイルス感染が
一番よく耳にするのではないでしょうか?

梅雨時期に流行する感染症といえば、
手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱です。

これらのウイルスに感染すると
皮膚や口の中にブツブツや水ぶくれができたり、
高熱が出たりして、
お子さんの体力が消耗するので注意が必要です。

そして、残念ながら特効薬はありませんし、
ワクチンも今の所ありません。

しかも大人に感染すると
重症化することもあるので
家族みんなで予防することが大切です。

これらのウイルスは感染力が強いので
家族がかかるとどんどん広がっていきますから、
家の中に持ち込まないのが一番重要です。

まずは、手洗いとうがいです。
どうしても夏場は忘れがちになるので
1年を通して続ける習慣をつけましょう。

それから、夏場は食欲が落ちて、
夜は寝苦しくなりますよね。

食事のバランスの崩れや
睡眠の乱れはウイルスに負けてしまう大きな原因です。

特に大人がうつってしまうのは、
栄養不足や睡眠不足による
抵抗力の低下が関係していると言われていますので、
生活習慣を家族みんなでもう一度見直し、
6月を乗り切りましょう。

くるみ便りのウラより


竹村 勝樹

くるみ薬局の薬剤師。蟹座のA型。奈良県出身ですが、今は山口県光市で妻と子供3人と猫2匹に囲まれながら暮らしています。趣味は読書と読書で得た知識をもとにアイデアを考えること。薬局らしくない薬局をモットーにこれからも地域の皆様に愛される薬局を目指して頑張ります。